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全てのプロジェクトは、お客様の資産を正確に理解することから始まります。「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」「ブランド」を正しく理解するまで、お客様の一言一句に聞き耳を立てます。そして、誰かにお客様について語れるレベルになるまで咀嚼します。何故なら、「語れる」ということは、「物語を伝える」ということと同義で、その物語こそが、ブランディングのための第一仮説になるからです。
物語の醍醐味はイニシエーション(通過儀礼)だと言います。主人公の人間的成長が、読み手の心を最も惹きつけるということです。ブランディングの醍醐味もまた、このイニシエーションにあります。ブランドの成長を体感できる物語を紡ぐことこそが、我々の使命と認識しています。
しかしながら、物語は読み手との信頼関係なしには成立しません。読み手に信頼され、読み手が物語の世界観に入り込んでくることで、物語の内包する豊かな情景描写やウィットに富んだレトリックが生きてきます。ブランドの物語が持つ世界観に、生活者を誘うためには、そのブランドに期待された「約束」を果たし続けなくてはなりません。「約束」を果たせない物語は、放り捨てられてしまいます。
出発点から到達点まで、一貫した約束を守る物語でありつつも、読み手を飽きさせないエピソードを散りばめて、魅力的なブランドであり続けるための戦略が、ブランディングです。




